BRM223 Nagoya300 下呂
毎月1ブルベを目標にしているが、2月のオダ近主催ブルベは、土佐日記シリーズしかなく、ちょっとしんどそうだったので敬遠し、選んだのが名古屋主催のこのブルベ。
過去に、中部主催の400は走ったことがあったが、名古屋主催を走るのは初めてでエントリー関係で不安な部分もあったが、ルートはそんなに難しくないだろうと思いエントリーした。
前日の金曜夜に職場の大阪から直接岡崎の宿まで異動する予定を立てていたが、前日にまさかのトラブルで、大阪を出たのが21時。岡崎に着いたのが24時という幸先よろしくない展開に。しかも深夜着だったため宿の駐車場が、宿から歩いて10分程のところになってしまう。こういう時は早く寝るに限ると考え、シャワーを浴びてスグに就寝。
翌朝4時半起床し、朝飯くって受付へ移動。ブリーフィングが始まる。
主催スタッフのコース説明によると、本コースの難易度は高いとのこと。特に往路は試走で4-5時間要したらしい。内心「エッ!!」と思ったが、今更どうしようもないと諦めつつ装備チェックを済ましてスタート。が、いきなりコース間違えて10km程やり直し。
気を取り直してほぼ最後尾から再スタート。あまりペースを上げすぎずに他のランドヌールを追い越しつつ進んでいく。岡崎からひたすら北上し、下呂を目指す。なんやかんやで84km地点のPC1までノンストップで来てしまった。しかし、コンディション的にはそんなに疲労感は無く、1月の600ブルベ含めた月間1300kmの効果が出ているのだろう。コースとしては、多少のアップダウンはあるものの、そんなに難易度は高くないかなぁと思っていた。ところが、100kmすぎくらいから折返しの下呂までの間がひたすら向い風。しかもかなりキツメ。今までも和歌山ブルベ等で向い風には苦しんではいたものの、ある程度耐性ができていると思っていたが、このブルベの向い風はエゲつなかった。ほんとに「ふっとばされそうになる」瞬間が何度もあり、心が折れそうになった。向い風に苦労しつつも、PC2の折返し地点である下呂に到着。他のライダーが昼飯休憩しているが、この風と寒さでは、体力消耗すると重い、PC2近くの下呂駅近くに見つけた「味噌カツ定食」の看板を目指し折り返す。結局昼飯を食べたのは15時ごろ。でも、この選択は良かったと思う。「味噌カツ定食」はうまかったし、本ブルベ初の本格休憩だったが、暖かい店内でゆっくり休憩できた。その後の区間はほぼ下り基調で、残り50kmはほぼ街なかで信号に何度も捕まりながらとなったが無事ゴール。300kmはやっぱしんどい。
結果:14時間59分
バイク:Look695
BRM127泉佐野200km 榛原往復
オダ近定番の榛原往復。初めて参加した思い出深いブルベであり、また、毎年の成長を確認するためにも必ず参加するようにしている。
今回も8:00スタート組。
最初のPC1まで、高速組に紛れるも速攻で一人旅に。しかし、600ブルベの好影響かいいペースで進行することができた。ほとんど休息も無く、200kmを走りきった。最後の受付がいつもの温室ではなく場所が変わっていたため、辿り着くまでに迷子になった以外。。。
また来年も頑張ろう。
結果: 8時間52分
バイク:M-IDEA
BRM112和歌山600km 紀伊半島一周Reverse
2019年2回目のブルベは、600kmリベンジブルベ。
オダ近では定番の紀州半島を一周するコース。
2016年に、今回のコースとは逆の反時計回りで初600kmを体験したことがある。前回の国東のリベンジにはもってこいのコース。しかも、中間地点でドロップバッグや晩ごはん弁当付き仮眠所まであるという、至れり尽くせりのホスピタリティ度満点である。
スタートが4:30ということで、紀三井寺駅近くのビジネスホテルで前泊した。
翌朝3:00に起床し、マリーナシティの受付へ。ブリーフィングを済ませてスタート。
最初は、10人前後の集団で、PC1五條までかなり早いペースで到着。PC1後はひたすら一人旅が始まる。最初の難関の高見山も無難にこなし、道の駅「飯高」へ。
11:00オープンのレストランで昼食。鹿肉カレーライスを食す。ここまでいいペースでとても順調。伊勢志摩へ向かう。途中雨が振り出し、少し本降りになりかけたが、伊勢に近づくにつれて小振りとなる。伊勢神宮前の「赤福 外宮前特設店」で期間限定のおしるこセットを食べる。
体と心がホッコリ温まったところで再スタート。仮眠所がある尾鷲を目指す。仮眠所まで残り約150km。そこそこのアップダウンをこなし、眠気とも戦いながらも、ほぼ予定していた22時頃に到着できた。
晩飯用に用意された弁当(味噌汁付き)を食べ、若干冷めかけの風呂に入り、雑魚寝とは言いながら、キレイな布団で眠ることが出来た。
翌3:00頃に起床したが、他のメンバーは既に出発済みで残り2、3人しかいない状態。
若干焦りつつも、2日目のスタートを切る。天気が良かったおかげで、満天の星空を満喫しつつ朝飯を予定している、熊野の「すき家」を目指す。
朝飯を食べてエネレギー補充し、那智の大滝へ向かう。ちょっとしたヒルクライムだったが、道路が広く且つ整備されていて登りやすかった。
続いて、串本のPCへ。ここからはゴールに向かって北上する。
予め覚悟はしていたが、予想通りの猛向かい風にひたすら耐えながら残り150kmを淡々とこなし、最後の峠も越えて無事ゴール。
人生2回目の600ブルベは、休憩や補給をいいタイミングでとることができ、600km走るときのモデルケースとして記憶に残る充実したブルベだった。
結果: 37時間34分
バイク:M-IDEA
BRM104 近畿600km 国東
2019年一発目のブルベは、遠征ブルベからスタート。
大分県の竹田津港をスタート。同県佐賀関からフェリーで愛媛県の佐田岬まで。岬の先端まで行って折返し、しまなみ海道を経由した後、ひたすら神戸まで東進する600kmのコース。前日には神戸スタートの徳山ゴール600kmをこなし折返しのコースに設定されている。
お正月の用事を済ませた、1/3の夕方に大阪南港を出発し新門司までフェリー移動。翌明け方に到着し、そこから輪行+自走でスタート地点の竹田津港まで向かう。
1/4の11:00にスタート。大分県をほぼ縦断しまずは100km先の佐賀関を目指す。
それ程アップダウンも無く順調に進む。16:00のフェーリーには乗らず、17:00のフェリーに乗ることになる。これが後々尾を引くことになるとは、この時点ではまだ気づいていなかった。
フェリーで佐田岬に到着し、更に逆方向の灯台がある岬の先端まで行く。そこから折り返して松江市内を経由し宿をとった今治まで向かう。
宿についたのが、夜中の2:00過ぎ。。。とりあえず翌日のPC制限時間を考慮し、5:00に起床再スタートすることに。
日付は変わって翌日1/5は、しまなみ海道から尾道へ。天気は曇天で昨日に比べて少し寒い。尾道に着いた時点で11:00。ここからゴールの神戸港まで更に260kmある。。。今回は輪行で来たこともあり、いつでも帰れる準備が背中のリュックにあり、しまなみ海道走っているときから、DNFの文字が浮かんでは消えていた。。。
結局、ゴールする時間が夜中となり、当日帰宅できないことを考えると急に心が萎えてしまい、ブルベ初DNFすることを決断。
あえなく、新幹線で帰宅することに。14:30には大阪の自宅に無事帰宅。
輪行ってこんなに簡単に家に帰れるんだ。。。
思い返せば、お昼スタートだったこともあり、いつもの、早朝から太陽を感じて走ったときの夕方時点の走行距離とは異なる感覚をずっと引きずってきたのと、輪行で来たため、不要なモノ(着替えやスニーカ等!)をリュックで担いでいたこと等々で、何か気持ち的に違和感があった。初日の佐田岬を走っている時も、夜間走行しているにもかかわらず、距離が半分の300kmにも届かず、メンタル的にしんどさが増していった。
反省点として、輪行による遠征ブルベの難しさを事前にシミュレーション出来ていなかったことと、キューシートをよく確認しフェーリー区間がある場合は、トータルの走行予定から、何時の便に乗るか、それに応じてどこで適切に休憩するか。といったことの全ての準備が不足していたと思う。DNFしたが、いい勉強になったブルベだった。
結果:340km地点でDNF
バイク:M-IDEA